2018年2月9日号 Vol.319

川野作織氏に外務大臣表彰
 日米料理界交流に尽力



平成29年度外務大臣表彰式が1月31日(水)、在ニューヨーク日本国総領事館大使の仮公邸で行われ、川野作織(かわの・さおり)氏が表彰された。

川野氏は、1980年代からニューヨークの日本食分野で経験を積み、のちに日米料理界の架け橋となる非営利組織「五絆(ごはん)ソサエティー」を設立した。アメリカの食関係者に、日本の食文化や和食の価値を発信するためだ。
その五絆ソサエティー代表として、数々の日米料理界の交流に尽力している。アメリカの著名シェフと協力し、日本食に関心を持つ料理関係者向けセミナーを開催したり、アメリカ人シェフを日本に派遣し研修プログラムを実施したりなど、高いレベルでの両国間の食の交流を実現してきた。
さらには、講演、著述を通じ、日本食の魅力への理解を拡げており、日本食・食文化の普及に顕著に貢献していることが、今回の表彰理由となった。
外務大臣表彰は、国際関係の様々な分野で、日本と諸外国との友好親善関係の増進に、特に顕著な功績のあった個人および団体に授与されるもの。その功績を称え、その活動への一層の理解と支持を、国民各層に訴えることを目的とする。

表彰式当日、川野氏は挨拶の中で、「娘は学校で、お弁当に持参した『海苔やおかず』を冷やかされたこともあったそうです。ですが、それをきっかけに仲良くなったと話してくれました。食べ物にはそんな力があるのだと思いました」と、「五絆ソサエティ」を設立したきっかけのひとつを披露。「2020年、東京でオリンピックが開催されます。微力ですが、日本の良さを世界に向けて発信する一助になれば、と思っております」と続けた。


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