2018年2月9日号 Vol.319

本多猪四郎監督の軌跡
講演「ゴジラが生まれるまで」


Photo Courtesy of Honda Film, Inc.


ジャパン・ソサエティー(JS)で2月21日(水)、「ゴジラが生まれるまで:映画監督 本多猪四郎(ほんだ・いしろう)の軌跡」と題したトークプログラムが行われる。
講師は、日本のサイエンスフィクション映画研究の大家であり、本多猪四郎監督=写真=の軌跡を辿った一冊「Ishiro Honda: A Life in Film, From Godzilla to Kurosawa」を執筆したスティーブ・ライフル氏。司会はフィルムフォーラムのレパートリー・プログラミング・ディレクター、ブルース・ゴールドスタイン氏が務める。
JSではこの講演会に先立ち、2月2日映画「ゴジラ」(1954年)が上映されたばかり。「独創的な怪獣映画の傑作」と、世界に紹介された作品で、繰り返される水爆実験の放射能の影響でゴジラが目を覚まし、東京を破壊するというストーリーだ。戦後の核実験に対する不安を描いた作品でもある。
講演会では、この世界的に有名な日本の怪獣映画を創り上げた本多監督に焦点を当てる。これまで「怪獣映画の監督」と、あまり注目されることのなかった本多監督だが、今や「日本映画史上最も影響を残した監督の一人」と評されている。
その作品の中で本多監督は、特撮で観るものを圧倒し、楽しませながら、戦後日本が抱える問題をも作品に盛り込み、深いメッセージを込めたことは、高く評価されている。
講演後は、ライフル氏の著書サイン会と、貴重なオリジナルポスター等を含むゴジラ・メモビリア展示、genesis54incによるゴジラのコレクターズアイテムの販売なども行われる。

■2月21日(水)6:30pm
■会場:Japan Society
 333 E. 47th St.
■一般$14
 シニア/学生/JS会員$11
■TEL: 212-715-1258
www.japansociety.org


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