2018年2月9日号 Vol.319

マクレガー自身の遺伝子情報を振付け
「オートバイオグラフィー」


Company Wayne McGregor, Photo by Andrej Uspenski


イギリス王立バレエ団「ロイヤル・バレエ」の常任振付師、ウェイン・マクレガー率いる「カンパニー・ウェイン・マクレガー」によるダンス公演「オートバイオグラフィー(Autobiography)」が、2月27日(火)から3月3日(土)まで、ジョイス・シアターで行われる。2017年10月4日、ロンドンで初演したマクレガーの新作だ。

コンテンポラリー・モダンダンスの振付師として活動するマクレガー。「スタジオ・ウェイン・マクレガー」を設立し、多くの作品を世に送り出してきたイギリスを代表する奇才。中でも「カンパニー・ウェイン・マクレガー」による作品は、ダンスに映像やビジュアルアートを取り入れ、ジャンルを越えた視覚芸術を目指す。
今回、上演される「オートバイオグラフィー」は、マクレガー自身の「ゲノム」(遺伝情報)がテーマ。「自らのライフストーリーを書くこととは?」を問い続けてきたマクレガーは、身体を「遺伝子のアーカイブ」と位置付け、科学者の協力により自身のゲノム情報を元に振付けを考案した。「オートバイオグラフィー」は、マクレガーの自己、生命、過去の記憶から未来への推測なども含めた彼自身の「肖像画」であり「自叙伝」だ。
また脇を固めるスタッフも個性派ぞろい。衣装は「G-Star RAW」クリエイティブディレクターのアイター・ スロープ、音楽は「ジューク/フットワーク」界の新生ジェイリン、照明は長年マクレガーとコラボしてきたルーシー・カーター、劇作家(ドラマツルギー)はウズマ・ハミド。
「ダンス」という身体能力に、哲学的なアプローチで迫る斬新な舞台。

Company Wayne McGregor
Autobiography
■2月27日(火)〜3月3日(土)
■会場:Joyce Theater
 175 Eighth Ave.
■オンライン予約:$36〜
■電話予約(212-242-0800):$10〜
www.joyce.org


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